脚の神様の祭り

ちょうど一年前もこの祭りの時に帰省して写真とってここ(の前身)にアップしたっけ。
この神社は脚の神様なので、戦争で脚を悪くしたうちの爺さんもよく来てて、私も幼い頃はたまにお供してた。
その後ますます高齢になり本格的に脚が言うことを聞かなくなってからは全く来てないみたい。当たり前か。当たり前だけど、つい最近まで軽自動車で祖母の通院の送り迎えをしていたので奇跡は日常的に起こっていたのかもしれない。
ってことは奇跡を起こさせていたのは祖母ってことになる。そんな祖母はヨーダに激似なわけだが。

ってなことを考えていた祭りの最中、同級生のK君を見かけた。
K君はエキゾチックな顔立ちの美形男子だったが、軽度の知的障害を持っていて、ランドセルに大量の昆虫を飼っていた。
彼自身の骨格もナナフシみたいで、人類のレベルを超えた特殊能力があるのではないか・・・と、ある種の畏敬の念を抱いていたものだが、普通に人間のオッサンになってて的屋の手伝いをしていたよ。手だけはまだナナフシのままだったけど。