帰省

kadowakasu2006-04-15


実家に帰ってくると、いつも死ぬほど癒される。
中学くらいから上京するまで、ここは退屈でそのうえ窮屈で、自分にとっては価値が無いところだと思っていた。
実際今ここで感じている心地良さは子供の頃に感じていた安堵感に近く、大人の自分は死んでいるんだと思う。親の真心は、凶器だ。
今では自分の生きてく場所は確かに他にあり、それを維持するためにしなきゃならない事もある。
何かを選べば何かを失い(自由とか)、その都度自分は変化している。
ここに帰って来ている私は、ここを出ていった時の自分ではないから、だからこんなに安堵できる場所になったのかと思った。



眠たい。